フォルシア、designLEDを買収 ディスプレイ技術の強化と高い没入感をめざす
コックピット・オブ・ザ・フューチャー
2021.06.10
*リリースは、6月9日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です
世界をリードする自動車部品メーカー、フォルシアは、designLEDを買収しました。スコットランドに本社を置き最新バックライト技術を手がけるdesignLEDは、フォルシアのディスプレイ技術を強化し、「コックピット・オブ・ザ・フューチャー」の没入感を高めます。
designLEDが提供する製品は、豊富な知的財産に加えて、高度なモデリング機能とシミュレーション機能を基盤としています。同社の柔軟性に優れた省エネバックライト技術を、複雑なディスプレイやインテリアなど、ほぼあらゆる自動車の表面素材に適用できます。
画像のユーザー体験や画像処理に強みを持つIRYSTecの技術力と相まって、designLED は、安全性、パーソナル化、利便性を高める最先端の新たなバックライトの開発を可能にします。これによりフォルシアクラリオン・エレクトロニクスは、あらゆる種類のコックピット構成に簡単に統合できる次世代ディスプレイの開発に向けて、さらに高い設計自由度を得られます。
フォルシアのディスプレイ・グローバル・プロダクトライン ダイレクター、エドゥアルド・ダ・シルバのコメント
「designLEDの先進技術と高度な人材によって、当社のディスプレイ技術エコシステムが拡充されます。モビリティにおいて、没入感の重要度が急速に高まっており、designLEDの買収を通じて、コックピットのユーザー体験におけるフォルシア独自の地位を強化することをめざしています。」