コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES): フォルヴィアの4つの技術が2024年CESイノベーションアワードを受賞

グループ
FORVIA Faurecia

*当リリースは、11月16日にフォルヴィアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です

 

フォルヴィアはこのたび、2024年CESイノベーションアワードの「自動車技術&先進モビリティ」部門で4つの賞を受賞しました。フォルヴィアは世界第7位の自動車技術サプライヤーであり、同社の核となるフォルシアとヘラーがそれぞれの強みで互いに補完し合う関係にあります。

米コンシューマー・テクノロジー・アソシエーションが主催する「CESイノベーションアワード」は、28の製品分野で優れたデザインと技術を表彰する年次コンペティションです。受賞者は、業界の専門家からなる審査員団によって選ばれます。


イノベーションと効率の両立:FlatLight | µMX
 

ヘラーの「FlatLight | µMX」は、いわゆるマイクロオプティクスを利用した革新的なLEDライトガイドのコンセプトを基盤とする技術です。塩粒よりも小さい光学エレメントを用いて、きわめて薄く、効率性と拡張性に優れたモジュールを実現し、最大90%の省スペース化でわずか5mmという薄さを達成しました。また、複数の色を組み合わせることでターンライト、ストップライト、テールライトの機能をたった1つの光学エレメントで実装可能です。FlatLight | µMXは、従来のLEDテールライトと同等の性能と均一性を維持しながら、消費電力を最大80%削減できるほか、拡張性にも優れています。2024年には自動車後部のリヤコンビネーションランプの量産を開始し、2025年には自動車前部に設置されるデイタイム・ランニング・ライト(昼間走行灯)、方向指示器、ポジションライト(車幅灯)を1つの光学エレメントで実現する見込みです。


安全性とディスプレイの融合:スカイライン・イマーシブ・ディスプレイ

フォルヴィアの「スカイライン・イマーシブ・ディスプレイ」は、コックピットの全幅に広がる革新的なディスプレイであり、フロントガラスとダッシュパネルの交差部分に位置します。従来のディスプレイはドライバーの視界の下方にあるため、ディスプレイを見るためにドライバーの注意が道路からそれることがありますが、スカイライン・イマーシブ・ディスプレイはドライバーの視線の移動を減らすことで、より安全なドライビング体験を提供します。高解像度ディスプレイとヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)は必要時のみ表示されるため、ドライバーにかかる認知的負荷が軽減され、安全性が向上します。すべてのディスプレイのグラフィック要素は同じエレクトロニクスで駆動するため、あらゆるサーフェスでシームレスなインターフェースが可能となり、今日のディスプレイの枠を超えてデザインの可能性が広がります。HMIは、もはや平らな黒い面に固定されるものではなく、自由な形、時には3Dで形成され、内装部のサーフェスと一体化し、新たな美しさとテキストや絵文字、シンボル等を用いたコミュニケーションの可能性を生み出します。


安全なモビリティのための次世代ソフトウェア:eMirror Safe UX

「eMirror Safe UX」は、フォルヴィアのeMirror技術を発展させたソフトウェアプラットフォームです。従来のサイドミラーとバックミラーをカメラベースのシステムで置き換え、ドライバーの視認性、安全警告、燃料/エネルギー効率を向上させることにより、運転環境の把握と改善を支援します。「トランスペアレント・ビュー」、「リアクティブ・ディミング」、「アドバンスド・イメージ・プロセッシング」といった機能は、ドライバーの視界を広げ、死角を減らします。またドライバーの視線を追跡し、ドライバーが見ていないディスプレイは暗くすることにより、厳しい照明条件や悪天候下での視認性を高め、省エネを実現するとともに、ドライバーの注意がそがれる状況を回避します。ハードウェアに依存せず、追加のセンサーも必要としません。無線通信でのインストールやアップデートにより、既存の車両との互換性を確保します。


透明なドアが生み出す安全性:Light Tile

FORVIAのドア透明化技術「Light Tile」は、ドアパネル上にシースルーの視界を作り、窓を拡張する効果を生み出すことで、ドライバーに新しいタイプの先進運転支援情報(ADAS)を提供します。ドアを開ける前に何らかの危険を検知すると、その情報が透明化されたドアを通じて表示され、暗い車内や目視が難しい危険な状況下でも、乗員がすばやく危険に対応できるよう支援します。Light Tileはドアパネルの上部にシームレスに組み込まれ、周囲の環境をクリアな映像で表示し、外気を車内に取り込みます。

タイルは柔軟で薄く(通常3mm)、端から端まで均質である一方、形状、サイズ、解像度、光出力の拡張性は高く、周囲の環境に応じて動的に変化するサーフェスライティングなど、他の目的にも活用できます。ドアの透明化は既存のeMirrorカメラと画像歪みアルゴリズムを用いて実現されます。

 

フォルヴィアの最高経営責任者(CEO)、パトリック・コラーのコメント:
「フォルヴィアはテクノロジー企業であり、よく整備された機械のようにしっかりと機能している組織です。CESは、当社の16万人の従業員が達成した成果を紹介する機会です。今回4つのCESイノベーションアワードを受賞できたことは、従業員のコミットメントとその仕事の質に対する評価であり、常に顧客ニーズを先取りする手法を追求する当社チームの創造性を証明するものです。どの手法も、より安全で手頃で地球環境に配慮したサステイナブル・モビリティを提供する、という当社の基準を満たしています。」


コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)は、2024年1月9日から12日にかけて、米ネバダ州ラスベガスで開催されます。フォルヴィアはCESの会場において、「電動化&エネルギー管理」、「安全&自動運転」、「デジタル・サステイナブル・コックピットエクスペリエンス」という3つの戦略的柱にまたがる大規模なプロダクツの展示を行う予定です。

2023年12月12日にCESで展示する技術の詳細については、「FORVIA Talks: CES Special」にご参加ください。(言語:英語)
https://www.linkedin.com/events/forviatalks-ces2024special7130586529806090241/theater/