フォルヴィア、ZOOMの導入でアプリストア・ポートフォリオを拡大
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*当リリースは、2月4日にフォルヴィアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です
世界第7位の自動車技術部品サプライヤーであるフォルヴィアは、ティア1サプライヤーとして初めて、グローバルに認知されているAIファーストのワークプラットフォーム「Zoom Workplace」を、業界をリードする自社の自動車向けアプリストア「Appning」に統合することに成功し、その成果を発表しました。この新たな統合により、ドライバーは車内から直接、安全かつシームレスにバーチャル会議に参加できるようになり、移動中でも大切な通話の機会を逃さずに済みます。
Zoomの最高エコシステム責任者、ブレンダン・イッテルソン氏のコメント:
「Zoomは、人と人とのつながりや協働を強化するAIファーストのワークプラットフォームを構築しています。Zoom Workplaceをフォルヴィアのアプリストアに統合することで、場所を問わず、より多くの人々にシームレスなコミュニケーションを提供できるようになります。フォルヴィアとの提携により、外出中でもZoomユーザーに革新的な車内体験を提供できることを、とても嬉しく思います。」
常に一歩先を行く
最先端のソフトウェアソリューションの開発に注力するAppningは、車内利用を目的としたポートフォリオの拡大を続けており、すでに世界の23の自動車ブランド向けに200以上のアプリケーションを提供しています。
Zoom Workplaceアプリは、Appningを搭載した車両から自由にアクセスでき、簡単に直接インストール可能です。フォルヴィアは、通話インターフェースをシンプルに保ちつつ、アプリを車両の電子システムに統合することで、利用時の信頼性を確保しました。フォルヴィアのZoom Workplaceネイティブアプリでは、お気に入りのリストから連絡先に電話をかけたり、Zoomカレンダーから会議に参加したりすることができ、運転中のスマートフォン使用とは異なり、注意を逸らすことなく利用できます。安全を確保するため、運転中の注意散漫防止に関する標準的な制限に従い、運転中の自動車ユーザーにはビデオが無効となります。
1年以上にわたる開発を経て、シームレスな統合を実現
フォルヴィアグループの子会社であるAppning社の先駆的な成果であるZoom Workplaceアプリは、主要なOEMおよびZoomチームとの緊密な連携のもと、最高のユーザー体験を提供するために入念に開発されました。このアプリは、自動車用AOSP(Android Open-Source Project)を基盤としており、標準化されたプラットフォームを活用することで、OEM全体に展開可能なアプリの開発に成功した好例です。主要機能は、車載カメラを搭載した互換性のある車両で動作し、運転中の注意散漫防止に関するAndroidの制限に準拠しており、アプリ使用中の注意散漫を軽減するのに役立ちます。
フォルシアクラリオン・エレクトロニクス、エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、ジム・チャンのコメント:
「自動車業界は、車内でのコネクティビティやパーソナライズされたモビリティ体験の面で急速に進化しています。フォルヴィアは、Zoomのような優れたアプリケーションを導入することで競争力を維持しており、2025年末までにアプリストアを通じてスマート車両市場で21%のシェア獲得をめざしています。ソフトウェアは、人々の心に響く革新的な機能を実現するために重要な役割を果たします。フォルヴィアは、ユーザーのニーズに効果的に応える最高水準のサービスを提供するために、業界のトップ企業と協力しています。」
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フォルヴィアフォルシアニュースリリース20250212.pdf | 487.29 KB |