Faurecia, Responsible employer

責任ある雇用主

Flèche

 

 

ダイバーシティと将来世代のための取り組み

フォルシアは、ジェンダー、出身地、文化、学歴、職歴その他の違いに関して、職場のダイバーシティこそがグループの強さの源泉であると確信しています。ジェンダーダイバーシティは特に重視しており、これはグループのリーダー層の長期的な変動報酬の算定基準にもなっています。アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)をテーマにしたトレーニングプログラムを年間を通して実施し、女性のための能力開発プランに重点的に取り組みました。フォルシアのシニアマネジャーの2人は、業界紙Automotive Newsにおいて2020年の自動車業界リーダーとして表彰されました。

フォルシアは2020年、UN Women(国連女性機関)と国連グローバル・コンパクトが共同で策定した女性のエンパワーメント原則(WEPs)に署名しました。
今後とも職場におけるジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進していきます。

2025年までに管理職および専門職(M&Ps)の30%を女性にします。

安全第一

フォルシア・エクセレンス・システム(FES)の最初の基盤として、グループは、日常業務において従業員や請負業者の安全に影響を与える可能性のあるリスクを予測し、管理するための方針と積極的な対策を実施することを約束しています。HSE基準の完全な遵守は、「7つの安全の基本」、「13の高度に推奨される物流ガイドライン」、「10の環境的態度」、「高度に保護されたリスク(HPR)の内部分類ガイドライン」など、一連の実用的でシンプルなルールに反映されています。

2025年までに労働時間100万時間当たりの労働災害発生率(FR1t)を1.2以下にします。

学ぶ組織

フォルシアの中核事業は、急速な変化を遂げており、学習、職業上の移動、OJTを通じて、従業員の生涯にわたる雇用可能性の確保に努めています。これは、技術の進歩、革新、仕事のやり方の変化の恩恵を誰もが受けられるようにするための最善の保証であり、同時に変化と挑戦に備えることでもあります。タレントマネジメントは従業員育成の重要な要素であることから、フォルシアは、すべてのタレントの能力開発を促進しながら、ビジネスニーズに沿って人材を惹きつけ、維持するための人事戦略とベストプラクティスを定義しています。

2025年までに従業員1人あたりの学習時間目標を年間25時間にします。

フォルシアラーニングラボ:
2020年にはCOVID-19の影響により対面式のトレーニングが激減しましたが、それを補ったのがフォルシアのラーニングラボです。20以上の言語で450以上の学習コースを提供しており、必要不可欠なトレーニングツールとなっています。ヨーロッパでの最初のロックダウンの際には、受講が80%も増加しました。

「Top Employer」に認定:
フォルシアはトップ・エンプロイヤー・インスティテュートによる監査を経て、2021年に「Top Employer Europe(トップ・エンプロイヤー・ヨーロッパ)」に認定企業のひとつとして選ばれました。この認定は、人的資本の管理に関して優れた実践を行っている企業に与えられるものです。